複雑な気分
こんばんは。コネマル(@conemaru_btc)です。
ビットコインが100万円を割りそうという記事を上げ終わった後、すぐにビットコインが100万円を割りました。
時間との勝負になんとか勝ちましたが、投資では負けており、複雑な気分です。
複雑な気分を抱えたまま、本記事では怒りをぶつけていきます。
仮想通貨交換業者とは
日本は、暗号通貨を受け入れる姿勢であることは皆さんご存知かと思います。
20187.9.29より、金融庁は順次、一定の基準をクリアした日本国内の販売所・取引所に対し「仮想通貨交換業者」として許可を与えています。
許可が与えられず、審査中の状態だと「みなし仮想通貨交換業者」となります。一応みなし状態でも運営は可能です。
現状、国として暗号通貨を受け入れる姿勢であるにも関わらず、各取引所の対応があまりに酷すぎます。
このままでは、暗号通貨のイメージを最悪なものとし、日本でも強い規制がかかる恐れがあります。
国の後押しがあるが、一時的な利益に固執しすぎ、未来性が高い暗号通貨を潰してしまう。こんなことは絶対に避けねばなりません。
コインチェック
コインチェック(coincheck)は、みなし仮想通貨交換業者です。
金融庁の許可は与えられず、現在も審査中の状態です。
コインチェックは、2018.1.26 580億円相当のNEMが不正流出したとして話題になりました。
当時はマルチシグにしていなかったことが問題視されました。
根本の問題となるのは、以下の通り。
顧客のNEMをホットウォレットで管理
マルチシグ非導入
1日2回のみの残高確認
更に、じょかが問題視しているのは以下。
記者会見にて
日本円出金再開について
報告:本日(2018.2.13)より日本円出金を再開した。
1日で401億円の出金指示を終え、順次ユーザーの手元に戻る。
また、本日以降(2018.2.13 20:00以降のこと)の出金指示も継続して順次出金する。Q&A
Q:すでに401億円の出金があるが、残りの返金依頼も全て返せる体制にあるか。
A:ある。
記者会見にて
ネムの補填について
報告:ネムの補填について、時期は目安がついた。
明確な時期が確定次第、改めて報告予定。Q&A
Q:補填の目途はいつか。
A:答えられない。
Q:なぜ目途が立たないのか。
A:補償資金はすでにあり、返金システムに問題がないことを確認している。
Q:顧客資産と会社資産を分別した上で、補償資金があるということか。
A:はい。
Q:現預金の総額はどの程度あるのか。
A:答えられない。
Q:補填の額の算定方法を見直す考えはあるか。
A:既に公式発表した通り。5億2300万XEM × 88.549円の補填
リンク(当サイト記事):2018.2.13 コインチェック記者会見まとめ!!これだけ見れば全部わかっちゃう
顧客資産と会社資産を分別した上で、補償資金がある
いくらなんでも普段からぼったくりすぎ。
また、いまだにコインチェックをおすすめする記事やサイトが多数存在することにどん引き。
今、暗号通貨に興味を持った方が、コインチェックをおすすめする記事を読んで登録したら
そのサイトは紹介で儲かるかもしれないけれど、暗号通貨の信用には大打撃。
ビットフライヤー
ビットフライヤーは仮想通貨交換業者です。
ビットフライヤーは2018.2から、SFDを採用しました。
SFDとは、以下の通り。
例:
Lightning FX(最終取引価格:920,000 円)が Lightning 現物(BTC/JPY)(最終取引価格:
800,000 円)対比 15% 高く乖離しているときに Lightning FX で 1 BTC/920,000 円(A さん
買い、B さん売り)の約定が発生した場合の SFD について
計算式:1 BTC × 920,000 円 × 1.0% = 9,200 円
A さん:9,200 円を SFD として徴収
B さん:9,200 円を SFD として付与現物の価格から離れる注文が約定した(取引できた)とき、お金が徴収されます。付与はこの逆です。
これが更に、乖離率によって計算%が変わります。
価格乖離 計算%(SFD比率)
10~14.99% 0.5%
15~19.99% 1.0%
20%以上 3.0%
現物とFxの乖離を減らすための処置です。
その処置が1ヶ月経たずに一部見直しされます。
画像リンク先(当サイト記事):【下げ材料・・・?】ビットフライヤーがSFD見直し【取引所問題】
なんでわざわざ市場を混乱させることをするのでしょうか。
ただしこれはFxに限った話で、ビットコインの現物取引所は板が厚いかつセキュリティに力を入れているため、紹介ページは残しております。
Zaif
Zaifはテックビューロ㈱が運営している取引所です。
テックビューロ㈱は仮想通貨交換業者です。
Zaifは、2018.2.17から、剛力彩芽さんを起用したテレビCMを流し始めました。
テレビCMやってないで、サーバー強化して下さい。
2018.2.22には、サーバーのせいで注文が通らず、502エラーの頻発や成行注文の遅延が発生しました。
見にくいですが、BTCが安値62.8万円まで下落しました。
この時、他の取引所のBTC相場は106万円程です。
また、ザイフは販売所も存在します。
「簡単売買」と名付けられ、BTCとMONAの取り扱いがあります。
2018.2.17 Zaif簡単売買にて、一時ビットコイン価格が0円になりました。
この間、約20億枚のBTC(当時約2020兆円分)が購入されました。
BTCは総発行枚数が2100万枚しかありません。
Zaifはエラーにより、価格0円で販売した上、自身の保有枚数以上のBTCを販売できるシステムとしていることが露見しました。
これはノミ行為と言われます。
ノミ行為は法律で禁止されていますが、まだ法整備がされていない暗号通貨に適応されるかは不明です。
テックビューロは、暗号通貨に基づいた様々なアイディアを提案し続けている会社です。
暗号通貨積立や多種トークンの上場など、素晴らしいからこそ、ユーザーにもう一歩だけ歩み寄って欲しいです。
利益優先はわかるが、優先しすぎ
日本の取引所は、大半が株式会社運営であるため、現状の利益優先なのはわかります。
しかし、利益追及を考えた際、このままで良いのでしょうか。
bitbankやBITPointのように、ユーザー目線での展開が、ユーザーに愛され定着する秘訣であると考えています。
ユーザーの定着がなければ、新規層は狙えず、最終的に暗号通貨市場は衰退してしまいます。
コネクトマテリアルは、ユーザーの期待に応える取引所作りを応援します。
コメント
これからに期待。
国内でこけたら海外では通用しないでっせ
SFDはほんと詐欺だと思う。
ビットバンクユーザーで良かった✨
さらに悪化しているイメージです。
なめてますよね