トライオートFXのリスクや注意点。実際に運用して見えてきたものと成績公開。

ほったらかし投資って最高。

コネマル（@conemaru_btc）のじょかじょかです。

以前の記事でトライオートFXについて書きました。年利2000％超えとか10年で8億円とか、吹っ飛んでる数字がならびましたね。

本記事はトライオートFXのコアレンジャーを実際に運用して感じたリスクや注意点についてまとめます。

まずは、過去記事からご覧下さい。

ほったらかしで年利2000%超え！？トライオートFXの豪ドル/NZドルを始めました。

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2018.12.19

というわけで、トライオートFXのコアレンジャー 豪ドル/NZドル（オージーキウイ、以下オジキ）を500万円分運用開始しました。

2018.12.10から正式運用し、約2週間経ったため、日数的には中途半端ですが、色々と思うところを書いていきます。

また、じょかの記事からトライオートFXのオジキを開始した何名かの方と、質問応答や情報交換を行っていますので、それも踏まえていきます。

運用成績

まず先に運用成績を公開します。

前提は以下の通りです。

2018.12.10から17日間運用した損益曲線がこのグラフです。

めちゃくちゃ綺麗な右上がりです。

17日で96,242円の売買利益を得ています。

ついでに簡単な計算をしてみます。

☆1日あたりの利益

　現在の利益を運用日数である17で割ります。

　　⇒　96242÷17=5661.3

　1日辺り5661円の利益が出ています。

☆月利計算

　1日5661.3円の利益なので、1ヵ月は30を書けます。

　　⇒　5661.3×30=169830

　このペースだと、1ヵ月で169,830円の利益が出ます。

　500万円に対しての利益であるため月利は

　　⇒　169830÷5000000×100=3.39

　月利は約3.4％となります。

相場が枯れやすい12月にしては、なかなか良い数字となりました。

予定通り2ヵ月目から複利運用できそうです。

リスク・注意点

それでは本題のトライオートFX、正確にはコアレンジャーのリスク・注意点を書いていきます。分かりにくいのでトライオートFXで統一します。

2週間程の運用ですので、今後増えてくるかもしれませんがひとまずどうぞ。

運用初期はマイナスになりやすい

トライオートFXは、その仕様上、運用初期はマイナスになりやすい傾向にあります。

その理由は簡単で、両建て運用だからです。

絵が下手なので、非常に分かりにくいですが言葉で説明します。数字は全て分かりやすい値に変えているため、あくまで例です。

①運用開始時：100円/枚を1枚買い＆売り

1枚100円の外貨があるとし、売りと買いに1枚ずつ入ったことにします。

・投資額200円

・建玉　買100円1枚、売100円1枚

②200円に変動時

100円/枚だった外貨が200円/枚になりました。

買いは自動約定が発生し、利益を得ます。

同時に200円にて売りと買いに1枚ずつ入ります。

・投資額600円

・建玉　買200円1枚、売100円1枚200円1枚

・約定利益100円（計100円）

・含み損100円（売100円分）

③300円に変動時

2000円/枚だった外貨が300円/枚になりました。

買いは自動約定が発生し、利益を得ます。

同時に200円にて売りと買いに1枚ずつ入ります。

・投資額1200円

・建玉　買300円1枚、売100円1枚200円1枚300円1枚

・約定利益100円（計200円）

・含み損300円（売100円1枚200円1枚分）

約定が発生したにも関わらず、含み損＞利益となってしまいました。

上記は極端な話ですが、両建てで運用が始まり、利確ラインは設定され損切ラインは設定されていないため、トータルマイナスになりやすいです。

あくまでレンジ内を行ったり来たりすることで利益を生み続けるシステムであると理解しましょう。

マイナスを抱え続ける

両建てを行い、利益が上がった方は約定されるということは、常にマイナス評価の建玉を持ち続けるということになります。

じょかの現在の建玉をご覧下さい。白い囲いの中に注目です。

8つの建玉の全てがマイナスです。ぱっと見だと、震えるでしょう。

初期でトラップを置き、常にレンジ内で売買を行うということは、常にこのようなマイナスを持ち続けることになります。

現在は48,351円の含み損を抱えています。評価損益は常にマイナスと考えておくと良いでしょう。

含み損を清算するのはNG

上記の通り、常にマイナスを抱え続けるトライオートFXですが、これにびびって含み損を清算すると、ほぼ間違いなく失敗します。

コアレンジャーの動きをご覧下さい。

じょかが持っている現在ドマイナスの6つの買いポジションが、高騰によりプラスに代わり利確されます。

それと同時に新しい買いと売りのポジションを持ち、売りポジションは含み損となります。この繰り返しです。

これが抱えるべき多少の含み損に怯えて、マイナス決済してしまうと地獄を見ます。

高騰時に得られるプラスが無い上に、新しい買いと売りのポジションを持ち、売りポジションは含み損となるわけです。

これではいつまで経ってもトータルプラスになりません。

ロスカが先か爆益が先か

レンジ間取引で利益を出すシステムであり、かつ前述のように含み損を持ち続けることが大前提であるトライオートFXは、レンジから外れて大損か、その前に爆益かの勝負であるように感じます。

証拠金を十分に用意し、レンジから抜けても耐えられるようにしていたとして、それに一切に意味を感じません。

過去データを基にして組まれたシステムであるため、過去データから外れたら機能しないためです。

つまりはレンジから外れないことをひたすらに祈ることになります。

頻繁に情報を取らず、ほったらかし投資にするのであれば、少しギャンブル色が強い気もしますね。

最低運用額

これが最後の注意点です。

オジキの最低運用額とポートフォリオへの組み込みについて考えてみます。

インヴァスト証券が提示する13万円/1000枚の推奨証拠金に対し、実際は15～20万円程で運用する人が多いようです。

仮に15万円/1000枚で、1000枚運用をすると、複利を得られるのは23ヵ月目からです。

※月利5.4％計算

☆15万円運用

枚数が2000枚になるのは23ヵ月目であり、これが初めての複利となります。

5年ちょっとで利益が投資額の10倍をマークしています。

最初の1年半はただただつまらない投資になり、リスク先行にも見えます。

では、初期3000枚スタートを見ていきましょう。

投資額は3×15万円の450000円です。

☆45万円運用

枚数が4000枚になるのは9ヵ月目であり、これが初めての複利となります。

1年以内で複利効果を得られるため、効果的です。

上記は積立を行わない計算ですが、少なくとも最初から45万円は運用したいところです。

ただし、15万円/1000枚運用は結構ぎりぎりなので、即座に15万円程は追加できるようにしておいた方が良いでしょう。

つまり、じょかの思うオジキの最低運用額は60万円程かなと思います。

結構面白い

いかがでしたでしょうか。

一応改めてまとめておきます。

完全放置投資を前提としていても、気になって毎日ちらちらと画面を見てしまいます。

これが結構楽しいです。

オージーさっさと上がれや！もう上がるな下がれや！！といった気分になります。

資産的余裕がある方は、是非検討してみて下さい。

以上。

コネマル（@conemaru_btc）のじょかじょかでした。

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