コインチェックにキレたじょか氏、記者会見に反吐と安堵

コインチェック記者会見

ガチホしてても、チェックは大切。コネマル（@conemaru_btc）です。

2018.3.8 16::00からコインチェックの記者会見がありました。

先日のコインチェックの発表でぶちぎれたじょかは、記者会見から1日。こう思いました。

キレた記事はこちら→コインチェック発表にじょか氏本気でキレる

まずは記者会見の内容まとめ

　ネム（XEM）補償目処が立つ

事案背景

ユーザーから預かったネムの内、5億2,630万10XEMが平成30年1月26日午前0時2分から午前8時26分の間に不正アクセスにより、外部へ送金された。

これは当時保有していたユーザー約26万人分。

NEM以外の仮想通貨および日本円は、不正アクセスによって外部に出たという事実はない。

不正送金の流れ

①外部の攻撃者が当社従業員の端末、パソコンにマルウェアを仕込み感染させた。

②感染したマルウェアを使い、外部ネットワークからコインチェックネットワークに侵入を試みた。

③外部ネットワークからコインチェックネットワークに侵入した。

④ネムのサーバーにアクセスし、ネムのサーバーの秘密鍵を奪取。

⑤その秘密鍵を持ってNEMを不正送金させた。

ネム補償

ネム補償については、来週中（2018.3.11～2018.3.17）を目処に、コインチェックHPで告知。

また、来週中にはユーザーアカウントに反映される見通し！

以前の補償内容から変更はなし。

総額 ： 5億2300万XEM
保有者数 ： 約26万人
補償方法 ： NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 ： NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間　　： 売買停止時（2018/01/26 12:09 日本時間）〜本リリース配信時（2018/01/27 23:00 日本時間）
補償金額　　： 88.549円×保有数
補償時期等 ： 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。

ひとまずの安堵。記者会見の意味を問う

記者会見では、上記以外にも今後の管理ウォレットや、経営陣の撤退有無等の質問がありました。

しかし明確な答えはありませんでした。

ひとまず、ネム（XEM）補償の時期が明確になり、安堵しました。

正直、補償するよ！するよ！と言いながら逃げ切りも考えられましたので。

本件。金融庁の活躍が大きかったと強く感じました。

さて、一見良い記者会見だったように感じますが

補償に関する具体的な話はコインチェックHPで告知とのこと。

日本人にありがちな、誠心誠意謝罪し、対応する姿勢（記者会見等）を見て許されるという流れは、反吐が出ますね。

本件、数百億円が関わっており、ユーザーを長く待たせて、詳細はHPで告知することが決まったので、記者会見しました。

ってなんだこれ。

記者会見の意味分かってんのか？

一方で、記者の質問内容が意外と鋭くて驚きました。質問2点までだっつってんだろとは思いましたが。

今後もネム（XEM）の取扱は行う方向性でありながら、各通貨のリスクも検討するため

「取扱銘柄のうち、いくつかがなくなる可能性がある」ことを覚えておいてください。

特に、匿名性の高い通貨を保有している方は注意してください。