うーん。まあそうよね。
コネマル(@conemaru_btc)です。
2018.4.16
コインチェックが公式PRESSにて
「仮想通貨NEM保有者に対する補償金の課税関係について」という題にて発表を行いました。
その内容は、先日のNEM不正流出→補償の一連の流れに対しての税金についてです。
本ブログでも、補償時はお祝いしましたね。
課税対象
先に結論をお伝えします。
本件、補償により、利益が出た方は課税対象です。
強制利確と言って差し支えないでしょう。
さて、詳細を見ていきます。
補償金が仮想通貨NEMの取得価額を上回る場合
補償金が仮想通貨NEMの取得価額を上回る場合は、その上回る部分が課税対象となり、原則として雑所得となります。
補償金が仮想通貨NEMの取得価額を下回る場合
補償金が仮想通貨NEMの取得価額を下回る場合は、その下回る部分が雑所得の計算上、損失が生じていることとなりますので、その損失を他の雑所得と通算することができます(給与所得などの他の所得と通算することはできません。)。
念の為、解説
一応、分かりやすく書いておきます。
【前提】
補償金:88.549円/NEM
補償日:2018.3.12
補償対象:2018.1.26 23:59:59時点でのNEM保有者
【課税】
あなたは1000NEM相当の補償金を受け取っています。
この1000NEMは元々、平均10円で購入しています(購入金額÷購入枚数)。
1000NEM x 88.549=88,549円(補填合計額)
1000NEM x 10=10,000円(総NEM購入金額)
88,549-10,000=78,549円
あなたが補填されたなかの78,549円分は、利益とみなされ課税対象となります。
なお、雑所得に該当します。
【ノー課税】
あなたは1000NEM相当の補償金を受け取っています。
この1000NEMは元々、平均100円で購入しています(購入金額÷購入枚数)。
1000NEM x 88.549=88,549円(補填合計額)
1000NEM x 10=100,000円(総NEM購入金額)
88,549-100,000=-11,451円
あなたが補填された88,549円が投資額に足りていないため、損失額となります。
当然、税金が発生しません。
雑所得は足し算引き算
雑所得は、足し算及び引き算で計算します。
例から78,549円の雑所得が発生しており、暗号通貨の他の取引で-30,000円を確定していた際は
78,549-30,000=48,549円が課税対象となります。
取引結果の全て利益及び損失を、足して引いた結果が、税金対象です。
確定申告時期
本件は、2018年に発生した不正送金に基づいて、2018年に対応しております。
そのため、2019.3.15までの確定申告に該当します。
じゃあそろそろ主観を書きます。
主観
知ってた。
どういう形であれ、利益が出たら税金を払わせるのが日本です。
むしろ特例出たら焦るところでした。
過去記事に、課税対象濃厚の旨を書いたと思って、あさりました。
本記事より分かりやすく書いてんじゃねぇよ。
過去の自分に負けるなんて惨めすぎんだろ。
ひとまず、早い段階で公式から発表があって良かったです。
コメント
本気であがってくれ!
海外の取引所は入れた金額マイナス取引後の金額でいいのかな
税金よくわからない
税金が払える位に儲けたい
このままでは終わらないでしょう。
ネム話題無いのう~
話題あったら教えて下さい・・・記事にしたいと思ってはいます・・・
相場を盛り上げれ~
ネム上がれ~
XEMの爆上げが見たい。
現状から考えると、もしかしたらガチホしてるよりましな結果になった方もいるのではという考え方もできます。