データ取ったり、データから分析するのって面白いですよね。
コネマル(@conemaru_btc)です。
「仮想通貨交換業等に関する研究会」(第1回)が行われました。
事務局は金融庁です。
「仮想通貨交換業等に関する研究会」(第1回)議事次第
日時:平成30年4月10日(火)10時00分~12時00分
場所:中央合同庁舎第7号館13階 共用第1特別会議室
1.開会
2.事務局説明
3.ヒアリング
4.討議
5.閉会
引用:金融庁HP
今回の研究で配布された資料4つは金融庁HPに公開されています。
特に資料3:説明資料(日本仮想通貨交換業協会)の内容が興味深いため、本記事で触れていきます。
仮想通貨取引についての現状報告
資料3:説明資料(日本仮想通貨交換業協会)
仮想通貨取引についての現状報告
平成30年4月10日
一般社団法人日本仮想通貨交換業協会
1.グローバルでの取引状況
全10スライドで構成されていますが、本記事では3スライドに絞りました。
大きく3点について触れられていました。
・仮想通貨の種類
・取引量、価格、時価総額及びウォレット数の推移
・取引に使われる法定通貨シェア
仮想通貨の種類
世界で流通している仮想通貨が、1500種類以上というのは以前
「最終的に生き残る暗号通貨は10種類!?10/1500をじょかが本気予想!!」
の記事で触れました。
ICOを含めると、なんと数百万種類もあるそうです。
これには驚きました。
主要通貨のウォレット数
オンラインのウォレット数です。
平成29年から平成30年にかけてのウォレット増加数は、イーサリアム(ETH)がずば抜けていますね。
面白いのはBTCウォレット数です。
BTCは大体2年で10倍の価格成長率です。
BTCはウォレットが4倍になると価格が10倍になる。と言えるのではないでしょうか。
取引に使用される法定通貨シェア
ビットコインの取引については、約6割が日本の投資家であると考えられる。
どおりでビットコインの記事だけ伸びると思った・・・
BTC以外は殆どJPYで取引されていませんね。
正直イーサリアム(ETH)の5%程はJPYだと思っていたんですが
イメージと実際は異なるものです。
1.国内での取引状況
全13スライドで構成されていますが、本記事では4スライドに絞りました。
大きく3点について触れられていました。
・仮想通貨取引量
・年代別データ
・仮想通貨払いできる店舗数
仮想通貨取引量
国内取引量は、グラフを見ると平成29年のインパクトが大きいです。
しかし成長率で見るとこうなります。
通貨 | 現物取引 | 証拠金・信用・先物取引 |
平成26年度 | 24億円 | 2億円 |
平成27年度 | 25.3倍 | 135倍 |
平成28年度 | 25.3倍 | 73.3倍 |
平成29年度 | 8.27倍 | 28.5倍 |
2項目あわせて最も成長率が高いのは、実は平成27年度です。
平成29年度は、むしろ成長率は下がっています。
年代層別顧客数分布
20~40代が全体の約90%を占めます。
大体じょかのイメージ通りです。
年金問題や将来の不安を持っている層が、夢見る投資対象という位置付けなのでしょう。
預かり資産額(仮想通貨を含む)の分布
全体の利用者の約95%が100万円未満の預かりであり、そのうちの約77%の10万円未満の預かりとなっています。
え?少なくない?
一見するとそう思います。
しかしこれ、国内取引所での預かり額です。
取引所のウォレットに、全てを預けている人は殆どいないでしょう。
むしろ枚数の多い通貨はしっかりリスク分散していると見え、日本人らしいなと感じました。
仮想通貨を支払いに使用できる店舗数
ビットコイン支払い可能な店舗が、国内に52,190もあるんですね・・・。
私の知っているネム支払いの店舗が書かれていないため、全体的にそれぞれの店舗数はもう少し増えそうですね。
この他にも、業務実態やICOについての資料があります。
面白いので、興味があったら目を通してみて下さい。
参考
金融庁:「仮想通貨交換業等に関する研究会」(第1回)議事次第
資料1
資料2
資料4
コメント
コインを作ることに対してもう少し厳しすすればいいのに
アルトコインが多すぎ
今はどうなっているんだろう
反撃はいつ始まるのか。
頼むッス~
税率なんとかして~
参考になるようなならないようなという感じですね。
成長率は下がってるるんですね。
年末に期待。
成長率はやっぱり下がってるるのかぁ〜
年末に期待。
成長率はやっぱり下がってるるのかぁ〜