御結びコイン統計から見る、現状のエアドロップ状況！不正者の対策が課題？

報告と考察記事です。

コネマル（@conemaru_btc）のじょかじょかです。

御結びコインの運営に関わり、先日エアドロップ対応を行いました。

データが上がってきましたので、共有しようと思います。

今後エアドロップに参加する予定のある方や、エアドロップを行う予定のある運営の方は

是非参考にして下さい。

エアドロップ概要

まずは、今回行ったエアドロップの内容をお伝えします。

所謂背景ですね。

銘柄：御結びコイン（OmusubiCoin）

狙い：新アフィリエイトシステム構築による、4方良しサービス

総枚数:10億枚

エアドロップ枚数：5千万枚（5％）

エアドロップ期間：2018.6.1～最大2週間

申請方法：

①ツイッターにて特定アカウントをフォロー

②ツイッターにて特定ツイートをリツイート

③公式サイトより、申請内容記入及び提出

紹介キャンペーン：

①自分のwaves wallet adressの下6桁を、指定URLの末尾に加えることで

リンクを踏んだ方を紹介できるようにしました。

1名紹介で1000枚の追加配布です。

また紹介者を優先するため、指定ツイートには、公式サイトのURLを記載しませんでした。

追加キャンペーン：

エアドロップ枚数1.5倍キャンペーン

①ツイッターにて特定アカウントをフォロー

②ツイッターにて特定ツイートをリツイート

エアドロップ結果①

続いて、エアドロップを行った結果です。

2018.6.1～2018.6.3

フォロー数：3511名（エアドロップ受付後）

リツイート数：2259回

申請数：5916回

1.5倍キャンペーン参加者：414名

ツイッターでの流れを行わず、申請のみ行った方が約61％（3657名）です。

1.5倍キャンペーンは、予想よりも人気が出ませんでした。

エアドロップ結果②

実配布人数：1871名（＋44名※後述）

実配布枚数：11,282,000枚

当初5000万枚予定でしたが、不正申請が多く5000万枚を大きく下回りました。

残りの約4000万枚は、実運用を兼ねたネクストステージで使用します。

実配布人数は、申請数に対し約32％となりました。

申請者の1/3となり、これは運営側にとって非常に残念でした。

不正申請や申請不備の内容

総申請数の約66％に不正申請や申請不備が見られました。

参考までにお伝えします。

１：故意（不正申請）

今回指定したアカウント（@conemaru_btc）の既存フォロワーアカウントを

自分のアカウントと偽り申請した方が非常に多くいました。

フォローをしたくないのか、仮想通貨に関わってることを隠したいのか理由は不明です。

２：申請不備

エアドロップ申請項目の不備が多く見られました。

申請時の項目は以下の通りです。

・メールアドレス

・Wave Wallet Adress

・Twitterアカウント

・紹介者コード（任意）

特に多い申請不備はWave Wallet Adressです。

・どこかに半角スペースが入ってる（10名）

・イーサリアムウォレットアドレスを記入（194名）

・アドレス以外を記入 ex：aaa、No（28名）

Twitterアカウントについては、申請方法内で@を付けずに申請と書き

記入例SSも載せていましたが、多くの方が@付きで申請されました。

※@付きの方にも配布しております。

リツイート

指定リツイートに対し、「引用リツイート」のみの対応をされた方が多くいました。

リツイート者の抽出対象にならず、不正申請扱いになっています。

これは、運営側の記載も分かりづらかったかと思います。

抽出できていないため、何名いたかは分かりませんが、問い合わせから連絡を下さった方全員に

配布対応を行いました。

秘密鍵

ツイッターを鍵アカウントにしている方は、抽出が出来ず対象外になりました。

抽出できていないため、何名いたかは分かりませんが、問い合わせから連絡を下さった方全員に

配布対応を行いました。

その他小ネタ

その他、今回のデータをお渡しします。

使用言語

フォロワーの使用言語は以下の通りです。

アラビア語38

ドイツ語2

英語1358

イギリス英語24

スペイン語2

フランス語32

ハンガリー語1

インドネシア語53

ハイチ語1

日本語1342

韓国語1

ポルトガル語17

ロシア語25

トルコ語6

ベトナム語763

中国語14

公式HP確認者

エアドロップ申請開始前日から締切までの2018.5.31～2018.6.3間で、

御結びコインの公式HP閲覧数は1741です。

ホワイトペーパーの確認をお願いしておりましたが

おそらくあまり読まれておりません。

問い合わせ及び救済処置

御結びコインの未着者に対し、問い合わせを設けました。

また、申請内容やツイッター対応に少々の問題があった方に対し、救済処置を設けました。

救済処置は、0.01waves（送金手数料分）を指定ウォレットに送金頂くことで

御結びコインを配布するものです。

問い合わせ数：216件

配布人数：44名（救済込み）

救済対象者：120件

救済希望者：3名（＋1名）

問い合わせから連絡を下さった、秘密鍵や引用リツイートのみの方に対し、御結びコインの配布を行いました。

救済対象者に対し、希望者は3名であり、0.01waves（約4円）の身銭を切ることを嫌がる方が非常に多い結果となりました。

1名の方は、配布時にお心遣い頂き、0.01wavesを送金下さいました。

総括

御結びコインのエアドロップ配布による統計データは以上です。

最も驚いた点が、不正申請者の数でした。

3日で約6000名の申請を頂き、エアドロップ期間を大幅に短縮しましたが、結果的に短縮の必要はありませんでした。

予想以上に英語圏からの申請が多く、日本産コインのエアドロップは、外国で人気があることが分かりました。

一方で日本人からの申請は6/2には落ち着き始めていました。

外国人をターゲットにしていなければ、2日間限定エアドロップを数回に分けて行う方が良いかもしれません。

エアドロップ参加者の多くは、無料で宝くじを受け取っている感覚であると感じました。

どのような通貨であるかを理解してエアドロップに参加している方は少数派でした。

後日調べる方も少ないようです。

申請だけ行い、配布されたかを確認していない方が多く見られました。

また、1.5倍キャンペーンの参加人数が少ないことから、進捗状況を気にする方が少なく、

そもそもフォロー後即ミュートされているのかもしれません。

結果的には、御結びコインのエアドロップは大成功とは言えません。

しかしながら、近日で実運用を開始するというカバーリングが出来るため、大きな問題は発生しておりません。

運営者はロードマップの間隔をある程度狭め、常にイレギュラーに対応できる体制を整える必要があるように感じました。

また、国産コインはある程度落ち着いている雰囲気を感じておりましたが

HPとWP（ホワイトペーパー）を用意し、既存ツイッターアカウントを使用することで

wavesベースであっても参加者が集うことが分かりました。

逆に、WPが無かったり、コンセプトが曖昧なままエアドロップを開始したり、ツイッター内でのみ募集・配布を行うと

最低限の信用を得られない可能性が高いです。

1.5倍キャンペーンは、必要無いように感じました。

一方で、紹介キャンペーンは重要であると思われます。

指定リツイートにあえてURLを貼らない配慮は良かったのですが、引用リツイートのみの方を増やしてしまいました。

以上です。

御結びコインのエアドロップにご参加頂いた皆様、有難う御座います。

コネマル（@conemaru_btc）のじょかじょかでした。